昨日は初詣ウォーク、今日は「とんど」 伝統行事に参加しました。

昨日は地元自治会行事の新年初詣ウォークに午前中参加しました。

地元安佐北区の「月の瀬神社」、「弘住神社」、「新宮神社」などを巡る健康ウォークです。
約1万2000歩ほど歩きました。

月の瀬神社は建立から1000年以上の歴史があるとされています。
(平安時代くらいからある?)

弘住神社、新宮神社も月野瀬神社ほどではありませんが500年くらい前からの歴史ある神社だそうです。
ちょっと横道にそれますが、立憲民主党の泉代表が乃木神社に参拝したことをSNSにアップしていることが議論の的になっているようです。(つまり一部支持者から批判をされているそうです)
私が「神社に参拝した」からといって、あまり批判をいただくこともないし、ニュースにもならないでしょうが、ここからは神道について、ちょっと私の考えを述べます。

神道はアニミズム(自然崇拝)に端を発する日本の最古の宗教であり、日本に伝わる多くの文化に影響を与えているものと認識しています。
日本人は古くから、山や森、そこに住む動物たちを神聖なものとして敬愛し、信仰の対象にしてきました。
そうした信仰心から生まれた神様が「地元の氏神」として祀られている神社もあります。
つまり、神道は宗教なんだけど、日本の文化にもなっているということです。

私たちがお祝いする「お正月」もそもそもは「年神様をお迎えする儀式」であり、神道にもとづく習慣です。
753(しちごさん)もそうです。
ことほどさように、私たちの生活と神道は切り離すことは不可能なレベルで根付いています。
ですので「A級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝を政治家としては控えるべき」という意見は当然、同意しますが、靖国神社ではない神社への初詣は、「うーん、そこは個人の自由じゃない?」という気もします。

が、一方でご存じのとおり、神道は軍国主義を進めるために政治利用された歴史があることも事実です。
(いわゆる日本を神国として位置づける「国家神道」です。)
国家神道により、明治期以降に多くの神社が建立されましたが、泉代表が参拝された乃木神社は明治の軍人を祀ってある神社ということが問題視されているようです。

私自身はこうした歴史的経緯を踏まえて、お参りする際は、その神社の由来や祀られている神様をしっかり調べておくようにしています。
結果的にお参りするのは江戸時代以前からの古い神社がほとんどですね。

また、今日は各地でとんど祭りが実施されました。
「とんど」ももともと無病息災を祈願して陰陽師が行っていた宮中行事ですから、神道由来の行事です。
地域のみなさんの今年一年のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

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